2017-04-08

変容の時



立体物に助けられた18の時から

その手法がやきものになっても

主軸は、生の土を扱う
かたち作るところ、と思っていたのが

おそらく本人が意識し、自覚するより前に

こころの感覚はきっと既に移行していて

きっと、最ものせめぎ合いは
表層で起こっている。



かたちづくりのみの作業が続くこの頃は

気負いなく、自由な感覚で

プレインな粘土質は
その大らかさの上に
思考の意識無く、行き交うことができる。


その一方
素焼きを終えた物体は
まるで同一のものとは思えないほどに生気を失い
瑞々しいかたちづくりの経過を完全にリセットさせられる。


ここからの作業は
そのものが最大限に、そのものらしくあるように
問いかけを重ねる作業。


それは、今の生身の"わたし"に通じる。






立体、に手がかりを得てから
もうすぐ倍の歳になろうとしている。






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