2013-03-24

ふたつの展示



残欠展の期間中、順々に店主の松本さんが今回の参加者について
紹介の記事を書いていてくれていました。

これは、全員分書く感じなんだな、、、と察してから、
なんだか”通信簿”を待つコドモの気分に近い感覚で(笑)、いました。
そして、私の番。
3/22のブログで触れていただいています。

http://utsuwanote.exblog.jp/18400758/


今回は、
丁寧で緻密な店主の配慮に、関心すること多々。
展覧会の作品集のように
きちんと撮られた写真も、ありがたいかぎりです。


***


展示前に自身で危惧していたのですが、
古いものと並ぶことは、
どこかに、うさんくささや、まがい物感、がありはしないかと、
最後まで恐れていたところがありました。

初日に在廊した際、
雰囲気のあるしつらえの中、
自分のモノを発見し、
瞬間、気持がぐっと、苦しくならなかったのに安堵しました。



他の作家さんのモノも含めて、
当初の想像以上に、
のびのびと品物を愉しめる機会になっていると思います。


明日の24日の在廊、
またあらためて、モノと人との交流の機会に
身を委ね、悦んできたいと思うのです。


***



今、新潟の地でも、個展が開催されていますが、
こちらは対照的に、
”何にも似ないモノ”
として、作っています。


店主、かのこざわさんのモノに対する
”のっぴきならない目線”を、
今一度、思い知るようです。



なにかに頼らないものを作ろうとすることで、
今まで進めていた自身のスタイルは、
また違う感覚が入り込むことになったようです。






四角く、ただある今回の作品を
”淡々とただ並べたかった”
と語ってくれたことや、
テーマの投げかけを下さったことは、
今、わたしの手元の原動力です。